宮崎市の不動産売買専門の会社、㈱クリアルティの横田です。
皆様の不動産売買の疑問に少しでも、参考になれば幸いです。
前回の記事
内覧を経て
「購入したい」という方が現れたら、
条件の交渉を行います。
最後の方に、トラブル防止のポイントを記載しています。
よかったらご参考いただけますと幸いです。
購入希望者が現れたら、
不動産会社を通して買付証明書(購入申込書)
が送られてきます。
買付証明書は、購入希望者から
「正式に購入したい」
という意思表示になります。
書面には以下のような希望条件が記載されています。
• 売買価格
• 手付金の額
• 引き渡しの時期
• 融資を利用するかどうか
• 土地の実測を行うか否か
• 建物の清掃や補修を行うか否か
売主は、購入希望者が提示した条件を確認し、
具体的な交渉に入るかを決めます。
その後の交渉は、売主側の不動産会社と購入者側の
不動産会社で行うのが一般的です。
不動産会社は、売主と購入希望者の条件を確認した上で、
お互いの条件を調整します。
条件の交渉は、担当者に勧められるまま
交渉をおまかせするのではなく、
自分の納得がいく条件かどうかを慎重に判断しましょう。
不動産会社のアドバイスを参考に、
最終的には自分で判断することが大切です。
契約条件の折り合いがついたら、
いよいよ売買契約の締結となりますが
まだまだ、気は抜けません。
トラブル防止のポイントとして
状況によっては、条件の調整の中で売主の回答を
「売渡証明書」と言う書面で発行することもあります。
口頭ではなく、
より正確に安全に条件調整と確認のためです。
一番厄介な、
「言った、言わない」といったトラブル防止のためにも、
お互いに書面で遣り取りをするのはとても大切です。
その他に、仲介に入る担当者さんとのやり取りでも、
基本的にメモを取ったり、メールや書面などの形として
残すことで、後々のトラブル防止にもなります。
面倒がらずに行いましょう。
当社では、極力何らかの形で確認しながら進めています。
最近では、LINEでのやり取りのほうが増えてきており、
過去のやり取りも合わせて印刷や保存ができるため、
便利になってきました。
皆様も是非活用しながら、進めましょう。
言葉でのわかっているだろう。。。
が実は一番危険です。
お互いに気持ちよくお取引が進むように
進捗はこまめに確認と記録を行いましょう。
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
このブログやHPに行きついた方は、
少なからずお困りごとやご相談先を
探されている方もいらっしゃるかと思います。
不動産業界の中の人間ではありますが、
損得勘定無しでご相談に対応しておりますので、
お気軽にご連絡ください。
本日も、いい一日となりますように。