宮崎市の不動産売買専門の会社、㈱クリアルティの横田です。
皆様の不動産売買の疑問に少しでも、参考になれば幸いです。
「収納率」という言葉があります。
テレビや雑誌では、
収納芸人さんの活躍や、
収納豊富な物件のご紹介が
大変多いですね。
技術の発展で
安くていいものが
とても気軽に手に入る時代になりました。
そのため、
気を緩めるとついたくさんの
物に囲まれて収納にこまる方も多いようです。
特にコロナ渦による
ネット通販等での購入も拍車をかけています。
そこで、
今回はご住宅の家の面積に対する
収納面積についてみていきたいと思います。
収納率とは、床面積に対する
収納部分の面積比率のことを指します。
押入やクローゼットなど、
高さのあるスペースも計算対象に
含めるのが一般的です。
つり戸棚・下足入れ・キャビネットなど
高さの限られたスペースも計算に含める場合もあり、
収納率を比べる際には注意が必要です。
収納スペースは多ければ
多いほど良いと思いがちです。
しかし、収納スペースを広く取ればその分、
居住スペースが狭くなってしまいます。
快適な居住スペースを確保するためには、
適切な収納スペースを設定することが大切なようです。
一般的には、
マンションでは8パーセント程度、
戸建ての場合は15パーセント程度が
平均的な収納率となっています。
収納率は住宅の床面積に占める
収納スペースの割合です。
「収納面積÷総床面積×100」
で計算することが可能です。
ただ、前述の通り、
どこまでの高さの収納を含めるか
によって値は変わってきますので、
物件によって対応していくようにしましょう。
平面上での計算は
住宅の図面や間取りから計算できるので、
収納率を把握しながら住居を
検討することをおすすめします。
また、特に大きな収納部屋や
納戸、ウォークインクローゼットなど
住宅の特徴になることは
物件の強みにもなります。
売却をご検討の方も
一度確認してみてはいかがでしょうか?
もちろん家族構成やライフスタイルに
よって違いはあります。
一般的には10~12%の収納率を
確保すれば割と収納豊富と言えるようです。
たとえば、
総床面積が約100㎡の住宅の場合、
収納面積が約12㎡あれば不便なく
住みよい住宅と言えます。
ただし、注意点もあります。
「出し入れのしやすさ」
「収納場所と使う場所の距離」
「収納するものと場所の意図」です。
例えば、玄関には靴や帽子など
お出かけに関するものが収納できる方が便利ですよね。
収納率と同時に、
収納する場所とその意図を考えて、
検討しましょう。
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