宮崎市の不動産売買専門の会社、㈱クリアルティの横田です。
皆様の不動産売買の疑問に少しでも、参考になれば幸いです。
今回は、
宅建業者(県知事等の認可不動産業者)のマーク
についてのお話です。
あまり気にかけたことは
無いかもしれませんが、
ほとんどの業者さんは
「ハト」か「うさぎ」の
マークの団体に属しています。
この違いは何でしょうか??
答えは、
加入している保証会社の違いです。
そもそも宅建業では、
開業して業務を開始する際、
法務局に営業保証金を供託(保証金を預ける)
する必要があります。
直接供託すると、1000万円もの供託金を
準備する必要があります。
ただ、保証協会に加入することで
その供託金を大幅に節約して
開業をすることができます。
メリットはそれだけでは有りません。
もちろん保証協会団体への
年会費等は発生しますが、
各種勉強会や講習、
その他諸々の手厚いフォローを
受けるため、不動産業者としても
大変ありがたい団体なのです。
現在は多くの不動産会社が
この保証協会加入制度を利用しており、
加入する保証協会によって
「ハト」か「ウサギ」かに分かれます。
「ハトマーク」は
全国宅地建物取引業連合会の
シンボルマークです。
業界では縮めて「全宅」とよんでいます。
ハトマークがあれば、
その会社は全宅に加盟している
ということになります。
もう一つ保証協会があり、
そちらが
全日本不動産協会/不動産保証協会といい、
シンボルマークが
「ウサギ」です。
こちらはハトマークの「全宅」に対して
「全日」とよばれています。
ちなみに当社はこちらの会員です。
ちなみに、各団体のマークの意味ですが、
ハトマークは、
マーク内の2羽のハトは会員業者と
消費者の信頼と栄光を意味しており、
赤色は太陽、緑色は大地、
白色は取引の公正を表しているみたいです。
ウサギマークは、
「的確な情報をキャッチする耳」
「未来を見る眼」
「躍進するジャンプ力ある足」の象徴。
オレンジ色が明るい未来、
緑色は豊かな大地と自然を表しているそうです。
私も調べてみて初めて知りました。
協会や団体は別ですが、
どちらが良いということは全く有りません。
やはり、
その会社さんの方針や
担当者のレベルによるところが
大きい業界ですので、
これらの知識は
あくまでも参考程度でいいと思います。
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
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