宮崎市の不動産売買専門の会社、㈱クリアルティの横田です。
皆様の不動産売買の疑問に少しでも、参考になれば幸いです。
前回の記事で、火災保険の長期加入が短縮
されることを書きました。
今回は、建物の構造と調査方法を
みてみましょう。
建物構造は大きく分けて3つです。
① M 構造 (マンション構造)
② T 構造 (耐火構造)
③ H 構造 (その他の構造)
火災保険の価格は、
上記の番号が進むにつれて高くなります。
要するに、
マンションのような鉄筋コンクリート造か、
特に何も施していない木造か?ということで
保険料がかなり違ってくるということです。
①②については、大方わかりやすいのですが、
問題は③です。
木造建築はほとんどこのH構造なのですが、
その中でも
「省令耐火・準耐火」の構造というものがあります。
省令準耐火構造とは、
木造でも燃えにくい作りになっている建物で
各部の素材や工法が違います。
よって、同じ木造でも
これがあるのと無いのでは金額に大きな差が生じます。
新築であれば、工務店やメーカーさんが
教えてくださる内容ですが、
問題は、中古住宅の場合です。
当時の建築確認済証やパンフレット
仕様書などが残っていて
記載がある場合などは比較的ようにに確認出来ます。
ただ、それらの資料がない場合も多くありますね。
それでも諦めず、
建築会社やハウスメーカーに訪ねたり、
調査会社へ依頼して確認してもらうことも可能です。
これは、あくまで確認なので
構造自体を変えることは出来ませんが、
少しでも可能性がある場合は、検討してみることをおすすめします。
特にツーバイフォーなどの作りは
省令準耐火構造が多く存在しますので、
検討したほうがいいでしょう。
調査等は、各会社によって
費用や内容が違いますが、
参考のサイトを載せておきます。
大手ハウスメーカーの建築であれば
直接お問い合わせしてみましょう。
通常の木造か、省令準耐火構造かで
倍近く金額が違うことも多いです。
可能性がありそうであれば
一度専門家に相談してみましょう。
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
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