宮崎市の不動産売買専門の会社、㈱クリアルティの横田です。
皆様の不動産売買の疑問に少しでも、参考になれば幸いです。
契約後のよくある質問の手続き編です。
家の掃除や残置物などは前回の記事をご覧ください。
手続き編は、とくに難しいことはありません。
・火災保険の解約
火災保険の解約は、
引渡の予定日が確定したら
その日で解約するように保険会社に連絡して手配します。
最近の火災保険は、短い期間のみとなりましたが、
数年前までは、35年一括などで、
火災保険を契約することが一般的でした。
かなりお得ですよね。
よって途中で解約すると、
その残りの期間の掛け金分が戻ってきて、
喜ばれることが多いです。
契約内容をしっかり確認して、
解約後の返金についても確認しましょう
・郵便物について
郵便局への手配は、はがきかネットで可能です。
忘れないようお手配ください。
注意が必要なのは、
クロネコさんや佐川急便さんなどの配送業者さんです。
こちらは、それぞれに直接電話等をして手配する必要があります。
特にお中元やお歳暮の時期が間近な場合は、
忘れないように連絡しておきましょう。
・物件の鍵について
この世に存在する鍵をすべて買主様にお渡しします。
すでに、なくされてしまった物がある場合は、
事前に報告しておきましょう。
鍵は交換される買主さんがほとんどですが、
直ぐに交換はできません。
トラブルのもとですので、存在する鍵は全てお渡ししましょう。
・住民票について
実はココは注意が必要です。
引渡の際の売主の必要書類の中には、
発行3ヶ月以内の「印鑑証明書」が必要になります。
この印鑑証明書の住所は、住民票と連動しています。
なので、先に住民票を移して、印鑑証明書を取得すると
転居先の住所で印鑑証明が発行されます。
こうなってしまうと、登記情報の住所と印鑑証明住所が一致しません。
追加の手続きが必要で、費用も発生します。
追加で登録免許税を収めて、
登記住所を変更するといったかなり無駄な作業が必要になってしまいます。
よって、お引越しの予定が来ましたら、
いつ、どの時点で印鑑証明を取得したほうが良いのかを
しっかりと確認しましょう。
このあたりは、
経験と細やかなアドバイスができる担当者さんかに
よって対応が変わりますので、注意が必要になります。
このように、結構細かい注意事項がありますので
あらためてパートナー選びは大切ですね。
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
このブログやHPに行きついた方は、
少なからずお困りごとやご相談先を
探されている方もいらっしゃるかと思います。
不動産業界の中の人間ではありますが、
損得勘定無しでご相談に対応しておりますので、
お気軽にご連絡ください。
本日も、いい一日となりますように。