宮崎市の不動産売買専門の会社、㈱クリアルティの横田です。
皆様の不動産売買の疑問に少しでも、参考になれば幸いです。
生まれ住んだご実家を相続され、
どうしようかというご相談は
近年増加していますね。
空き家の数値を調査しますと
その増加率も顕著で、
直近の空き家率は14〜15%ともいわれています。
9~10軒に1軒は空き家であるという状況です。
空き家になる理由は多々ありますが、
相続した実家などをそのままにしている
ケースが一番多いと思います。
皆様気にはなっているが、
どうしたらいいかわからず放置している状態ですね。
特に近隣にお住まいの場合であれば
定期的に様子を見ることが出来ますが
他県に移り住んでいる場合は、
状況を知ることすら出来ません。
最悪のケースでは
空き家には猫が住み着き、
不法投棄と雑草で敷地は荒れ果て、
一部の建物は壊れかけて近隣の方に大変な迷惑を
かけているケースも存在しました。
ご近所様も
所有者の連絡先もわからず
途方に暮れていた状況です。
幸い当時は、現在の所有者であろう方を
司法書士様と連携して
調査する方法がありましたので
なんとかその方にたどり着き
処分することが出来ました。
ただ、昨今では個人情報の取扱が
大変厳しく、なかなか所有者までたどり着けないケースが
多く存在しています。
こちらは、以前お話した
不動産登記法の改正で少しは
良くなるかと思いますが、
誰しも他人事ではない問題だと思います。
では、相続した不動産(土地や建物)は
どうしたらいいでしょうか?
方法は、
① 売却
② 賃貸
③ 所有しながら、定期的に手入れ・
管理を行う
の3つしかありません。
③の将来的に御自身で住まうために管理する場合を
除くと、結局①②にたどり着きます。
相続したご実家は
税制の優遇措置などもありますが
期限もあります。
そのあたりも考慮しながら
進めないといけないのですが、
問題を「放置」しておいても
何も解決せず、
どんどん不利な状況になって行ってしまいます。
方向性を早く決定し、
信頼できる専門家(プロのパートナー)に
巡り会い相談するという
「行動」が必要になりますね。
信頼できるパートナー選びについては
過去記事も御覧ください。
地域差はありますが、
10軒に1軒以上の空き家がある
風景は寂しいものです。
有効活用できる道は多くあると思いますし、
地域社会への貢献、治安維持に繋がり
結局は、巡り巡ってご自身の住まう地域にも
関係することだと思いますので
真剣に考えていきたい内容ですね。
宮崎市でお困りの相続不動産などございましたら
お気軽にご相談ください。
ご相談はもちろん無料です^^
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
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少なからずお困りごとやご相談先を
探されている方もいらっしゃるかと思います。
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本日も、いい一日となりますように。