宮崎市の不動産売買専門の会社、㈱クリアルティの横田です。
皆様の不動産売買の疑問に少しでも、参考になれば幸いです。
日本では、「地番」という
土地を区別する仕組みと
「住居表示」という建物を区別する
仕組みが併用されています。
東京タワーがよく例えられますが、
住居表示:東京都港区芝公園4丁目2−8
地 番 :東京都港区芝公園4丁目407−6
と2つの住所が存在します。
ややこしいですね。
ちなみに京都市は
住居表示の仕組みが無いようで、
一見便利なようにも感じます。
ただ、複数の地番にまたがっている
建物も多く、代表地番を調べる仕組み
もまた、難しい仕組みのようです。
そのため、法務局にある
「公図」などから人が目視で
調査するのが一般的です。
不動産の売買時の調査なども
かならず、人の目で行っていますが、
もちろんミスもあります。
建物はどんどん新築され、
土地は分筆するたびに増えていきます。
また、表示の内容もこれだけ違えば
一個の物件の土地建物を認識するだけでも
途方も無い労力と神経が必要になります。
さらに、管理している行政の部署も違えば
連携もなく、極めて煩雑になります。
そこで、「不動産ID」というものを
導入する議論が活発になっています。
次は少し掘り下げていきます。
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