宮崎市の不動産売買専門の会社、㈱クリアルティの横田です。
皆様の不動産売買の疑問に少しでも、参考になれば幸いです。
前回の続きで
区域区分を整理します。
【市街化区域】
街を活性化するための地域です。
人々が住みやすくなるように、
インフラの整備などが積極的に行われます。
【市街化調整区域】
市街化を抑制する地域です。
人が住むための住宅や商業施設などを
建築することは原則認められていないエリアです。
※地方自治体に申請することで建てられる場合もあります。
市街化調整区域の特徴は以下のとおりです。
・土地価格が安いことが多い
建物の建築や建て替えが制限されるため、
土地の価格が安くなっています。
また、土地の評価価額自体も安くなるため、
固定資産税も抑えられるなど、
税制上でのメリットもあります。
・静かな環境で過ごすことができる
街の開発を抑制するエリアなので、
交通量なども比較的少なく静かな環境で
過ごすことができます。
将来的にも、高いビルなどが立ち並ぶことが
ないため騒音などで悩むことは少ないでしょう。
・生活利便施設が近くにない
一般的に農業や林業を行う地帯とされています。
その為、駅・学校・病院・スーパーなど生活に必要な
施設までの距離が遠くなってしまう可能性があります。
また、下水道・ガス・電気・道路の舗装が
されていない可能性があります。
インフラが整っていないと、
多大な整備費用が必要となってくる場合もあります。
そもそも、
市街化調整区域に住宅を建設することはできるのでしょうか。
次回はそれを見てみましょう。
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
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