宮崎市の不動産売買専門の会社、㈱クリアルティの横田です。
皆様の不動産売買の疑問に少しでも、参考になれば幸いです。
不動産情報で立地を見るときの指標として、
「駅やバス停から徒歩○分!」
を基準に考えることが一般的には多いですね。
電車や地下鉄が交通の中心になっている
他県とは違って、
宮崎は車社会のため少し特殊なのですが、
そこは今回は置いておきます。。
さて、
通勤や通学において、
自宅からの距離は少しでも近いほうが
時間の観点から良いと考えるのは当然のことです。
賃貸でも売買でも、
お住まいを探すときは、
最寄りの交通機関までの距離を
選択基準にしている方は
とても多いと思います。
よって、
不動産では、
必ずこのアクセスの表示をすることが
義務付けられています。
その基準ですが、
不動産公正取引委員会では、
「分速:80m」を基本とすることが
決められていて、
駅まで10分と標記されるときは
「800m未満」ということになります。
分速80mとは、一般的な徒歩の速度とされています。
この「距離」についてですが、
距離とは、当然
「始点」と「終点」までの長さのことです。
実は、不動産表示では
これまで、この「始点」「終点」の
位置が、結構曖昧でした。
例えば、
マンションの玄関から、
マンションのエントランスまで
実際は、徒歩3分程度かかる場合では、
「自宅の玄関」が始点ではなく、
「マンション敷地の入口」が「始点」とされています。
また、
駅自体への敷地入り口から、
実際の改札口までも徒歩5分程度かかる場合も
駅自体の敷地に入ればそこは
「終点」となっていたのです。
よって、
駅に隣接するマンションなどは、
玄関から改札まで
本当は10分以上かかるのに
「徒歩0分」というありえない表示になっていたのですね。
今年の9月からはこの表示方法が変わり、
実際に玄関から、
改札口までの距離表示をすることとなりました。
消費者目線に立った
良い変更となっているようです。
この点を踏まえて
物件選びの参考にしてみてくださいね。
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
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