宮崎市の不動産売買専門の会社、㈱クリアルティの横田です。
皆様の不動産売買の疑問に少しでも、参考になれば幸いです。
前回までの記事で、
・土地
・建物
・付帯する設備
についての情報整理が
重要なことはわかってきました。
まずは、土地についてみていきます
土地をご検討の方は
ほぼ、新築目的です。
では、新築をする際の不安を検討します。
1.土地は軟弱地盤ではないか?
2.過去の浸水など、ハザード情報は問題ないか?
3.土地の面積や境界ははっきりしているか
4.その他
上記の3つは全て解消できます。
解消というよりは、情報を収集して
対策が可能であると言う方がわかりやすいですね。
具体的な方法としては、以下をご参考ください。
1.買主によって契約前に地盤調査を行う
正確に言うと、
新築のプランがしっかり決まらないと
100%の判断はできません。
なぜなら、正確な数値は
正確な建物プランが決定し、
その4角と建物の中心部分の5箇所の
ポイントに対しての地耐力
調査が求められるためです。
ただ、検討地周辺のデータ分析も踏まえて
予測することは可能であり、大きく差が出ることは少ないです。
※もちろん、例外もあります。
よって、
・地盤の改良が必要かどうか?
・追加で費用が発生する可能性がどれくらいあって、
費用はどの程度か?
ということを事前に把握することが出来ます。
もちろん、地盤調査自体にも費用が必要です。
通常は購入希望者の負担で、
契約前に行うことが多いですが、
物件や売主の状況によって
販売と同時に、情報提供ができるよう
売主にて行う場合もあります。
2.過去のハザード情報
現在、各都道府県単位で色々とデータを構築しています。
宮崎市HP(参考)
https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/life/fire_department/hazard_map/1153.html
宮崎市の場合ですと、
最新の浸水想定区域の中に、
過去の浸水区域も掲載されており、
ある程度の情報がつかめます。
・売主や周辺住民からのヒアリング
・ネットでの過去の情報
・古地図の活用
場所によっては、
上記の調査なども重要で、
そこからの情報収集も可能です。
検討物件が過去の浸水エリアや
注意すべきハザードエリアだったとしても、
土地自体を高くあげたり、
建物の構造やプランを検討したりして
対策を取ることが可能です。
よって、
災害による不安についても
事前調査である程度の予測が可能です。
次回は、トラブルの多い
土地の面積や境界標についてフォーカスしていきます。
よかったら、御覧ください。
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