宮崎市の不動産売買専門の会社、㈱クリアルティの横田です。
皆様の不動産売買の疑問に少しでも、参考になれば幸いです。
前回までの記事はこちらです。
不動産は、人生で最も大きな買い物の一つです。
購入する際は、できる限りの検討をされる方が
ほとんどでしょう。
その心理は、
「素敵で快適な家に住みたい」
「夢のマイホームを満喫したい」
といった、ポジティブな感情から始まります。
しかし、
いざ、購入を検討するとなると
「後悔したくない」
「騙されたくない」
といった、
ネガティブな感情が出てきます。
それでは、そのネガティブな感情である
「不安」
とは一体何でしょうか。
漠然とした
「不安」を掘り下げてみます。
まずは、
不動産業界そのものに対する
不安があります。
不動産業界に対する不安については、
よかったら前の記事もご参考ください。
購入側にとっても
感じるところが多いと思います。
そして、
「物件」
に関する不安です。
物件に対する「不安」とは
一体どういうものでしょう。
それは、大きく分けて3つあります。
1.土地・建物について
2.周辺環境について
3.将来的要素
具体的には、
・建物そのものに不具合はないだろうか?
・これまでにどんな不具合があっただろうか?
・地震やシロアリは大丈夫だろうか?
・設備の状態はどうだろう?
・建物や設備の保証はあるだろうか
・過去のハザード情報はどうなっているだろう
・周辺近所に変な世帯はないだろうか?
・自治体などはどうなっているだろう
・どんな家族構成が多いだろう
・子供が騒いで怒られないだろうか
・将来的に大きな建物が目の前に立たないだろうか?
・変な世帯が引っ越してきたらどうしよう
・ローンが払えなくなったらどうしよう
さっと考えるだけでも、
かなりの不安要素が出てきますね。
もちろん購入者側もすべてが満たされる物件などは
無いとわかっています。
なので、
どこに重点を置くかが鍵になります。
また、2.3の状況については
我々や売り主の力ではどうしようもないことがほとんどであり、
ありのままをお伝えするしかありません。
嘘や将来の予測を確定的に
お話することは出来ませんし、
トラブルのもとになります。
ということで、答えが
絞り込まれてきました。
やはり、
土地・建物・付帯する設備の状況が
しっかりと整理されていて
購入希望者が納得ができるか。
購入者目線の「不安」である
「解消」のポイントはここですね。
次回は
具体的な解消方法にフォーカスして
考察していきましょう
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
このブログやHPに行きついた方は、
少なからずお困りごとやご相談先を
探されている方もいらっしゃるかと思います。
不動産業界の中の人間ではありますが、
損得勘定無しでご相談に対応しておりますので、
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本日も、いい一日となりますように。